再エネ業界ニュース:エナリスが東証マザーズ監理銘柄入りからのKDDIとの資本・業務提携発表へ
一昨年から不適切な会計処理問題などが取り沙汰されてきたエナリスですが、7/29付で株式上場している東証マザーズから監理銘柄(審査中)に指定されていました。
同日に提出される内部管理体制確認書の内容次第では、上場廃止のおそれありと各所で報じられていたところです。
その危機的状況が一転したのが、8/10にKDDIが出したエナリスとの資本・業務提携のリリースでした。
同日付でKDDIとエナリスが資本・業務提携契約したとの内容であり、KDDIがエナリスの株式の30.08%を取得すると言う内容です。
KDDIは電力小売自由化に伴って「auでんき」を展開していますが、エナリスとの提携によってエネルギーサービスの拡大を図るという意図でしょうか。
公表されたリリースでは、「通信サービスと電気サービスを融合した新たな価値提供等に取り組んでいきます」としています。
各所が意表を突かれた今回の業務提携、今後どのような流れを辿っていくのでしょうか。