ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

【速報】:平成27年度の固定価格買取制度における調達価格(買取単価)の委員長案公表

先ほど、本日開催された調達価格等算定委員会の第19回会合の配付資料が公表され、平成27年度の固定価格買取制度に基づく再生可能エネルギー電気の調達価格(買取単価)の委員長案が明らかになりました。


調達価格等算定委員会(第19回)(平成27年2月24日(火))|調達価格等算定委員会|資源エネルギー庁

 

制度導入から3年経過時点で、「特定供給者が受けるべき利潤に特に配慮する」ために上乗せされてきた調達価格のプレミアム部分が廃止され、別途で「供給量勘案上乗せ措置」を導入することが適当とされました。

これにより、太陽光発電以外の再生可能エネルギーについては調達価格が従来通りのIRRを確保できる水準に維持されます。

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(出所)経済産業省 調達価格等算定委員会 第19回配付資料

注目されていた非住宅用太陽光発電(10kW以上)の調達価格は、6月30日までが29円/kWhで、プレミアム期間が終了する7月1日以降は27円/kWhとなりました。

これまで言われていた単価よりも1円/kWh高くなっています。

 

引き続き資料の内容を確認し次第、逐次アップデートしていきます。