固定価格買取制度:九州における最新の再生可能エネルギー発電設備の運転開始と認定状況
九州経済産業局がまとめた昨年11月末時点の九州における再生可能エネルギー発電設備の運転状況と認定状況を見ると、設備認定件数が引き続き増加傾向にあるほか、8月以降減少していた認定出力も増加に転じたことが分かりました。
九州における再生可能エネルギー発電設備の運転開始状況及び認定状況を公表します(平成26年11月末時点)
(出所)九州経済産業局の公表資料より
全国的にも認定出力と認定件数が増加傾向にある中で、関東地方に次ぐ合計認定出力と認定件数があり、またメガソーラーの認定出力は全国の1/4相当という状態が続いています。
また、都道府県別の運転開始出力では福岡県が全国トップになるほか、鹿児島県も6位につけるなど上位を占めています。
(出所)九州経済産業局の公表資料より
九州の各県内における年度別の運転開始出力で見ると、平成26年度はまだ11月末時点であることを考慮すれば、大分県以外は現在の増加ペースのままでも平成25年度より新規運転開始出力が増えることが予想されます。
市町村別の運転開始出力データで見ると、大分市・鹿児島市・宮崎市・熊本市と県庁所在地が上位に入ります。
(出所)九州経済産業局の公表資料より
今後集計されてくる数値は接続申込みへの回答保留措置や固定価格買取制度の見直し措置の影響がより強くなってくると思われるので、次回公表時にはその点の比較もしてみます。