【速報】:九州電力と中国電力も老朽原子力発電所の廃炉を決定
昨日の関西電力と日本原子力発電に続き、九州電力と中国電力も各1基の原子力発電所廃炉を決定しました。
再稼働に向けた改修費用と運転再開による回収費用のバランスが合わないことなどが理由になっていますが、これで合計5基の原発が廃炉となります。
九州電力では、今回廃止する玄海原発1号機に引き続き2号機も廃炉とするかどうかが次の焦点になりそうです。
一方で、各社ともに今回の廃炉措置をだしにして他の原発再稼働や新設計画の推進を考えているという見方もあり、単に老朽化して再稼働コストが合わない原発の整理が行われただけとも言えます。
原子力政策の方向を見極めるには、今回の廃炉に続いて再稼働や新設に関連する動きがどうなってくるのかにも注意していく必要があるでしょう。