資源エネルギー政策:東京都の官民再エネファンド 新たに青森県の風力発電事業に投融資
国内各地の自然エネルギー事業に投資を行っている東京都が、官民再エネファンドを通じて青森県三戸郡新郷村の風力発電事業(18MW)に投融資を行ったと発表しました。
このファンドには東京都が5億円を出資しています。
今回の風力発電事業の総事業費は120億円で、運転開始は3年後の平成30年5月が予定されています。
以前からエネルギーの消費者である都市自治体は、地方の自然エネルギー事業への投資を進めつつ人的・経済的交流も積極的に図っていくべきと言うのが持論ですが、一方で今回のような事業は資金力のある東京都だからできることという反応が多いのも事実です。
例えば特別区などでも官民出資のファンド(市民からの出資も募る)を作って各地の自然エネルギー事業へ投資し、それを切っ掛けに住民同士の交流なども進められるようになれば、もっと面白い展開がいくつもできると思います。