速報:発送電分離に向けた改正電気事業法が成立
本日午前に、発送電分離を含む改正電気事業法案が参議院本会議で可決・成立しました。
法案の全文は以下から閲覧できます。
上記の法律案には、電気事業法とともにガス事業法の改正案も盛り込まれており、いずれも自由化に向けた内容を含んだものとなっています。
本法案の成立で、平成32年4月1日より新たに定義される一般送配電事業者及び送電事業者を軸とした、発電・送電・配電事業の分離が始まることとなりました。
新たに、「電力・ガス取引監視等委員会」と称する電気供給事業及びガス供給事業を監視する組織も設立され、自由化市場のチェック機構として機能する予定です。
今回の改正による詳細な制度変更点については、また後日解説していきます。