電力自由化・発送電分離:セブンイレブンが関西地方の約1,000店舗の電力購入先を東京電力に変更
電力の小売完全自由化に向けた業界各社の動きが活発化する中で、一つ大きなニュースが入ってきました。
セブンイレブンが、関西地方の約1,000店舗で使用する電力の購入先を関西電力から東京電力に変更するとのことです。
関西電力は保有する全ての原発が停止してからというもの、電気料金の値上げが相次いで来ました。
2015年4~6月期の連結決算で4年ぶりに同期では黒字に転換しましたが、依然として厳しい経営状況が続いています。
2013年4月に平均で17.26%もの電気料金値上げを行いましたが、今年の10月以降には更に平均で11.50%の値上げが予定されているというのが実態です。(いずれも法人向け)
このような状況下で、関西電力よりも東京電力から購入する方が安いということになり、今回の切り替えに至ったと報じられています。