自然エネルギーと自然災害:台風15号による九州地方の被害と停電
昨晩からの台風15号の接近により、九州地方で大きな被害が出ています。
この影響で九州全域において47万世帯以上の停電が発生しており、太陽光発電所をはじめとする自然寧々ルギー発電も大きな影響を受けています。
正確な系統ダウンの範囲は不明ですが、多くの太陽光発電所が停電の影響で自動停止したと見られるほか、風力発電所や小水力発電所も対応に追われているようです。
特に数が多い事業用太陽光発電所では、台風明け後の復旧作業に追われることになるでしょう。
SNSなどでは強風による発電所損壊の投稿も見られており、今回の台風上陸によってどれだけの被害が出たのかについては、台風が完全に抜けてから明らかになると思われます。
自然エネルギー発電所が各地に増える一方で、台風を始めとする自然災害への備えが十分とは言えない事例も多く見られるようになっており、これまで以上にO&Mを含めた非常事態への対応が重要となってくると考えられます。