太陽光発電事業:太陽光発電協会が太陽電池パネル等の飛散による被害防止のための注意喚起を公表
FIT導入後の太陽光発電設備増加により、太陽光パネルの飛散による周辺への被害事例が増えています。
特に、昨年9月の台風15号では九州で138件の太陽光発電所への被害が発生しており、民家や車を破損させるという被害も起きています。
これを受けて、今年の台風シーズンを前に太陽光発電協会(JPEA)が「一般用太陽電池発電設備に対するパネル飛散防止に係る周知」を公表しました。
一般用太陽電池発電設備に対するパネル飛散防止に係る周知について
これは、経済産業省からJPEAに対する要請という形式になっており、何ともいまいちなデザインのチラシも添付されています。
昨夏には群馬県伊勢崎市でも突風による太陽光パネルの飛散が起きていますが、他にも施工不良などによる耐風速基準を満たさない設備が多数確認されています。
経年劣化による架台のボルトの緩みなども発生しますので、台風のシーズンを前に、発電所オーナーには今一度設備の安全点検が求められます。