雑感:人が想像できることは人の手で実現できる - 想像に限界は訪れるか?
IT革命が過ぎ去って、IoT/ICTという言葉を日常的に目にするようになり、ついにシンギュラリティ(技術的特異点)「人工知能はいつ人類を超越するか?」が語られるようになってきました。
私は生まれてこの方30年あまりの間、テクノロジーの目まぐるしい進歩に埋もれてきましたが、5年区切りくらいでどんどん次のステージへと進歩していく様子を見るにつけ、かつて人類が想像し得た未来技術がほぼ実現し得るところまでたどり着きつつあるのでは?という実感があります。
もちろん、宇宙空間への進出であるとか、地球上の資源制約を取り払うような革新的な物質利用など、まだまだ先の見えないものはあります。世界的なエネルギーや食料の問題について、我々はまだ解決策を見出せていません。
世界中のあらゆる人とコミュニケーションを瞬時に取れるようになり、私たちの生活に関わるあらゆる情報がデータベース化されていき、そこから更に新たな革新が目まぐるしく生じていることで、今は更に「その先」の世界を想像することが難しくなっているように感じます。
ある意味で思考の閉塞感を感じるところではありますが、それを打破するに至った時、人類はまた新たな地平に立つことになるのではと思索しています。