ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

ソーラーシェアリング:ソーラーシェアリングの下の大豆栽培 - 飯塚地区の大豆は更に大きく育っています!

今月の頭に、匝瑳市飯塚地区のソーラーシェアリング設備下での大豆生育状況をポストしましたが、お盆明けに訪れたところ大豆は更なる成長を見せていました。

今年は、昨年のような鳥獣被害(野鳥による新芽の食害)は回避することができ、下の写真の様に発電設備の下一面に大豆が元気に育っています。

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8月頭からの天候不順はあったものの、発電設備のある場所とない場所を対照しても生育状況に差異は見られていません。

下の写真はちょうどその対照ができる場所になりますが、左側が設備の影が落ちる部分で、右側は影がない部分です。

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こちらの農業は地元農業法人であるThree little birds合同会社が担当していますが、昨年に比べて耕作面積が一気に増加し、前年比10倍以上の約45,000㎡ほどを今夏は耕しています。

飯塚地区内では新しいソーラーシェアリング設備の建設も進んでおり、千葉エコとしての3号機となる設備を含めて現在2機が工事中なので、今年の冬から来夏にかけて更に耕作面積が拡大(そして耕作放棄地は解消)していく見込みです。