ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

ソーラーシェアリング:冬に向けた麦播きを行いました - 大豆はまもなく収穫へ

11月に入って秋も深まり、冬の足音を感じるような冷え込みも始まりました。

匝瑳市飯塚地区のソーラーシェアリングでは、大豆がまもなく収穫の時期を迎えようとしています。

そんな晩秋の風景の中で、来年の春に向けた準備も始まっています。麦の種蒔きです。

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播種機に種子を入れていきます

夏場の大豆播種後に完成した、千葉エコの匝瑳飯塚 Sola Share 3号機や、麦の栽培を計画している匝瑳メガソーラーシェアリングのB地区では、先週から麦の播種が始まりました。

千葉エコの3号機では、なんとビール麦を育てる計画です。匝瑳地ビール計画の第一歩を踏み出しました!

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完成したばかりの3号機で、播種開始

ソーラーシェアリングの下で農業を行う、Three little birds合同会社のメンバーによって、完成したばかりの設備に種が播かれていきます。

今回の千葉エコ3号機は、日本初のスリムタイプモジュール+アルミ&鋼管架台を採用した設計で、杭のフランジにまでこだわることで、従来の単管架台よりも農作業の効率化を図っています。

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真剣な表情でトラクタを駆る、Three little birds 共同代表の齊藤さん

晩秋の早い夕暮れが迫る中、無事に播種作業を終えることが出来ました。

厳しい冬を越えた麦が、来年の春には青々と畑一面に生い茂る姿が、今から楽しみです。

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夕暮れに輝く匝瑳3号機