系統連系問題:「日本版コネクト&マネージ」の拡大が進む? - 系統制約問題が改善へ
昨秋の「東北電力送電網空容量問題」に端を発した「実は送電線はもっと活用できるのでは?」という声の高まりを受けて、日本版コネクト&マネージの検討が少しずつ進んできました。
「想定潮流の合理化」、「N-1電制」、「ノンファーム型接続」という3つの手法が整理されて導入の検討が進みつつあります。
この動きと並行して、各地の電力会社が改正FIT法に基づくみなし認定移行などを受けてか、接続契約締結済み案件の事業化意向確認を進めているようです。
これによって低圧まで含めた案件の整理が進み、多少なりとも送配電網の空容量が増えていく可能性も考えられます。
亀の歩みではありますが、系統制約問題の改善に向けた動きが始まっているようです。