昨秋から大きな盛り上がりを見せている送電線空容量問題に、新たな動きです。
中部電力が、4月から送電線の運用ルールを見直すと発表しました。
mainichi.jp
中部電力のプレスリリースは下記になります。
www.chuden.co.jp
大きな変更点としては、これまで送電線の想定潮流を全電源が最大出力で稼働する前提としていたものを、実際の稼働状況に合わせる形で最適化すると言うことです。
これにより、再生可能エネルギーの導入増加で送電線の空容量なしとされていた地域などで、新たに受け入れ可能容量が出てくることが期待されます。
今後、各地の電力会社で同様の取組が進めば、空容量の問題で接続できなかった地域が少しずつ解消されていくことになるでしょう。