再エネ業界ニュース:茨城県のほぼ全域で再エネの新規接続が不能に - 東京電力が募集プロセス開始
東京電力パワーグリッドより、茨城県のほぼ全域と栃木県・群馬県の一部を対象とした募集プロセスの開始申込みについてのニュースリリースが出されました。
これにより、対象地域では再生可能エネルギー発電設備の新規接続が当面の間停止することになります。
「電源接続案件募集プロセス」は、特別高圧の送電系統の増強工事が必要となり一定以上の工事負担金が見込まれる場合に、電力広域的運営推進機関(OCCTO)へ電気供給事業者が募集プロセスの開始申込みができます。
北東北の募集プロセスが特に有名ですが、これが開始されると高圧以上の接続検討などが全て止まることになり、プロセス完了まで新規の接続申込みが原則できなくなります。
今回どの程度の期間を要するかは不明ですが、対象地域の広さから数年~10年単位になることが予想されます。