ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

新年のご挨拶 - 今年も新たなチャレンジを

新年あけましておめでとうございます

千葉エコ・エネルギーを創業してはや七年、生まれた子供が小学校に上がるほどの月日が経ちました。

一年を顧みるために、昨年の出来事を象徴する写真を並べてみましたが、これでもごく一部というくらいに多くの出来事があった一年でした。

f:id:chibaecoenergy:20190104181631j:plain

台湾大学で開催された、国際フォーラムでの講演

大学講師から起業家へと、FIT制度の開始と共に歩みだし、太陽光発電・小水力発電・陸上風力発電・洋上風力発電地熱発電・温泉熱発電・木質バイオマス・畜産バイオマスと幅広い自然エネルギーの事業化に携わってきましたが、その実績を評価いただき今は日本全国で多様なプロジェクトに関わらせていただいています。

その中でも、ソーラーシェアリング・営農型太陽光発電の分野では、お陰様で自社での圃場と発電設備を持つに至り、昨年は株式会社マイファームのサポートを得て本格的な農業参入を果たしました。 

f:id:chibaecoenergy:20190104181500j:plain

人生初のトラクター運転

一つ一つ、地域での取り組みを重ねていくことを大切にするとともに、自然エネルギーを社会に根付かせ、インフラとしての地位を確立していくために業界団体の設立にも積極的に関わってきたことが、特に昨年の大きなトピックだったように思います。

ソーラーシェアリングの普及拡大を図る一般社団法人ソーラーシェアリング推進連盟、そして太陽光発電事業の適正化と主力電源化を目指す一般社団法人太陽光発電事業者連盟(ASPEn)と、2つの団体でそれぞれ代表理事・専務理事に就任させていただいています。

f:id:chibaecoenergy:20190104181530j:plain

太陽光発電事業者連盟(ASPEn)設立記念シンポジウムにて

自然エネルギーが世界的に主力電源としての立場を確立していく流れが生まれつつある中で、我が国においてもその流れに取り残されることなく、先駆的な取り組みと活気あふれる市場の創出を図り、そして何よりも将来世代に向けた現役世代の責任を果たすために、未来への歩みを進めていきましょう。

 

今年も年始から、様々な新プロジェクトが動き始めますので、どうぞご期待ください。

 

2019年正月

馬上 丈司 

 

f:id:chibaecoenergy:20190104181429j:plain

千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機にて