ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

講演・メディア:上田市で「ソーラーシェアリングサミット in 上田」開催 - 匝瑳の取り組みを報告してきました

去る9月2日に、長野県上田市にて「ソーラーシェアリングサミット in 上田」が開催され、講師として匝瑳メガソーラーシェアリングの取り組みやエコ・マイファームでの事業などについてお話しをしてきました。

今回のサミットでは、ソーラーシェアリングの考案者である長島彬先生のほか、城南信用金庫の吉原顧問、匝瑳メガソーラーシェアリングを運営する匝瑳ソーラーシェアリング合同会社の関係者などがゲストとして招かれました。

下記の信濃毎日新聞の記事で、当日の様子が詳報されています。

www.shinmai.co.jp

会場となったのは、JR上田駅から更に車で20分ほど離れたところにある『塩田の里交流館(とっこ館)』で、研修・イベントスペースを2つ併せてセッティングされた会場には満員に近い80名以上の参加者が全国各地から集まりました。

吉原顧問による基調講演や、長島先生による「近い将来のソーラーシェアリング像」に関する講演など、関係者の興味・関心を惹くお話しが続く中で、私からは匝瑳メガソーラーシェアリングのスキームや現在の耕作状況、そして5月に設立した株式会社エコ・マイファームが行っているソーラーシェアリングの事業化支援について講演しました。

参加者は農業者からEPC、発電事業者、行政関係者、金融機関関係者、研究者、学生など幅広く、質疑でも事業に関する点から技術的なもの、実際に普及させていくにあたっての課題など活発な意見が交わされました。

先週は岐阜・大阪とソーラーシェアリングに絡んだ講演を経ての上田入りでしたが、どこへ行ってもソーラーシェアリングに対する関心の高さが伺えるようになってきていて、本格的な普及期に差し掛かりつつあることが肌で感じられます。

9月に入り水稲の収穫が落ち着いてくる中で、更に全国を巡る機会が増えていきそうです。