固定価格買取制度:九州電力が接続申込保留措置を一部解除(低圧連系太陽光発電)
九州電力が9月25日から実施していた、固定価格買取制度に基づく再生可能エネルギー発電設備の接続申込保留措置の一部解除を発表しました。
対象になるのは、9月24日までに申込を行った50kW未満の低圧連系太陽光発電所(敷地分割を除く)です。
九州電力 九州本土の再生可能エネルギー発電設備に対する接続申込みの回答保留の一部解除について
今回の解除措置により、32万kW・1.1万件の太陽光発電設備について系統連系のための技術検討が再開されることになります。
低圧連系の太陽光発電所は送電網全体に与える影響が小さいほか、10kW以上の住宅屋根設置の太陽光発電設備が増えていることもあり、個人への影響が大きいことも勘案された可能性があります。
ただ、依然として新規の申込みは出来ない状態にあり、今後の動向が注目されます。