ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

固定価格買取制度:固定価格買取制度導入から2年 再生可能エネルギーを取り巻く現状

12月11日に開催予定の、NPO法人ソーラーシティ・ジャパン主催のセミナー『固定価格買取制度(FIT)に未来はあるのか?』~再生可能エネルギー明日への道筋~に向けて、エコロジーオンライン(EOL)に昨今の固定価格買取制度を取り巻く現状をまとめた記事を寄稿しました。

 

【SCJ】固定価格買取制度導入から2年 再生可能エネルギーを取り巻く現状 - エコロジーオンライン : Ecology Online

 

再生可能エネルギー全般の普及を目的とした固定価格買取制度ですが、制度導入から2年が経過して事業として取り組みやすい太陽光発電が急増し、九州電力を始めとする系統連系問題などわが国の電気事業を巡る様々な問題も露呈してきています。

2年後に控えた電力の小売完全自由化や、2018年度以降の発送電分離を見据えた時に、現在の再生可能エネルギー事業はまだまだ政策に左右されやすい部分が大きいと言えます。

そして、年末に向けて固定価格買取制度の改正議論が進む中、国会は衆議院解散・総選挙へと投入していくことになりました。

再生可能エネルギーが選挙の争点になるかどうかはわかりませんが、目を離せない状況が続くことは間違いありません。