ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

再エネ業界ニュース:NEDO 太陽光発電の発電コスト低減に向けた新たなプロジェクトを始動

固定価格買取制度(FIT)では太陽光発電の調達価格が下がり続けていますが、データとしては建設費を含む発電コストが段階的に低下していることも事実です。

そんな中でNEDOが打ち出したのが、高性能太陽電池の開発プロジェクト。

目標は2030年までに発電コスト7円/kWh(現在は20~25円程度)の達成です。

 

www.nedo.go.jp

さすがに今回の対象となった技術の詳細を語れるほどの知識はありませんが、全部で22件のプロジェクトが採択されています。

2030年に火力発電を下回るという目標は、どんどん前倒ししつつ進めて欲しいと思います。

ちょうどその頃には、ここ数年で稼働し始めた大量の太陽光発電所がFITの買取期間終了に差し掛かるので、その後のリプレースにあたり一気に高性能太陽電池への置き換えを進められる環境が整っていることを期待します。