電力自由化で新規参入を果たした「新電力」の一つである日本ロジテック協同組合が、3月末に電力事業から撤退すると報じられています。
事業規模としては新電力の中では5位となり、官公庁を始めとする多くの顧客を抱えています。
mainichi.jp
同社は、4月からの電力小売全面自由化に向けて電力取引等監視委員会の審査を経た小売事業者として登録されていました。
審査通過後に事業環境の悪化から撤退するとなった今回のケースで、同委員会の審査体制にも疑問符がつくことになります。
また、期せずして「新電力が破綻すると契約者はどうなるの?」という疑問への対応が生じる、初めてのケースともなりそうです。