ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

ソーラーシェアリング:冬の匝瑳1号機の様子 - 緑肥として麦を生やしています

節分も過ぎ、春一番も吹いていよいよ新しい季節の訪れを感じる今日この頃、昨年春に運転を開始した"匝瑳飯塚 Sola Share 1号機"も間もなく1年を迎えようとしています。

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発電所の完成以降、非常に多くの方々が見学に訪れ、1月には農林水産省の事例集に取り上げていただきました。

今は季節的には農閑期ですが、この冬は晴れが多く発電も好調な中、設備の下では緑肥として麦を育てています。

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茶色い地面にうっすらと緑色の麦が生えている・・・のが分かります。

写真の奥の方には1月に完工した2号機が見えています。

これを撮ったのは13時頃ですが、冬は影が伸びるので遮光率は50%に近い状態でしょうか。ちょうどパネルの影と日差しが当たっている部分が半々くらいです。

春には麦が一気に成長し始め、それを緑肥としてすき込んだ後にはまた大豆播種の季節がやってきます。