ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

速報:改正FIT法への移行に伴う認定失効件数は最大で2,766万kW - 資源エネルギー庁の暫定試算

資源エネルギー庁が、4月の改正FIT法への移行に伴う設備認定失効の見込み値を取りまとめて公表しました。

最大で45.6万件・2,766万kWが失効する見込みとのことです。

www.meti.go.jp

電力会社管内毎の数値も公表されていますが、最も多いのは九州電力管内の10.2万件・723万kW、次いで東京電力管内の12.5万件・669万kWなどとなっています。

今回の公表値は暫定値のため、今後数値が精査されていくことになるほか、全ての設備認定が接続申込みをしているとは限らないため、系統容量への影響はまだ未知数です。

ただ間違いなく言えるのは、未稼働案件の一掃という政策目標は一定の成果を挙げただろうということです。