再エネ業界ニュース:2030年に向けた太陽光パネル市場動向 - 世界的には5兆円台で推移か
国内的には落ち着きが見え、世界的には盛り上がりながらも中国などの導入大国の需給に左右される太陽光パネル市場ですが、富士経済の公表した調査結果で2030年頃までの動向が示されました。
世界市場は5~6兆円台で推移、国内市場は4,000~5,000億円台で推移すると予測していますが、いずれもパネルだけの数値なので太陽光発電所としてみるとこの3~4倍程度になるでしょうか。
国内市場は出力ベースでも減少していきますが、世界市場は出力ベースで増加傾向となるため、技術革新や普及拡大による太陽光パネルの価格下落も影響していることで、金額ベースでも下落傾向が見られます。
一つのレポートではありますが、今後10年に亘って世界的にも国内的にも更なる太陽光発電の導入が進むことは間違いないでしょう。