再エネ業界ニュース:シャープ 太陽電池事業を継続拡大し2015年度黒字化を計画する方針
堺工場を売却して太陽電池事業から撤退との報道があったシャープですが、太陽電池事業を継続拡大し2015年度に黒字化する方針を表明しました。
撤退報道時の当ブログの記事はこちらです。
堺工場を含めて太陽電池事業そのものを売却・撤退するという報道を否定し、5月に策定する中期経営計画で事業拡大の方針を示すと言うことです。
堺工場については14億円の追加投資を行って住宅用モジュールの生産能力を5%向上させ、また海外におけるソリューション事業の拡大を進めるとしています。
太陽光発電に対する固定価格買取制度の運用見直し(特に運転開始前のモジュールの変更規制)によって市場環境は大きく変わりつつありますし、買取価格も低下し続ける中ではより魅力的かつ価格競争力のある製品を開発していく必要があります。
その中でシャープがどのような事業戦略を進めていくのか、中期経営計画が明らかになり次第また取り上げます。