再エネ業界ニュース:関東地方で第1種農地の転用によるメガソーラー - 農山漁村再生可能エネルギー法を用いた初の事例
これまで何度か「農山漁村再生可能エネルギー法」について取り上げていましたが、農林水産省が進める同法の活用した「農山漁村活性化事業」の新たな事例として、関東地方で初となる第1種農地の転用によるメガソーラー建設が進むことになったようです。
同法では、地元農林漁業者を含めた地域協議会を設立し、一定の条件を満たした場合に第1種農地のうち荒廃農地など営農の再開が困難な場所において、再生可能エネルギー発電所の整備区域として指定することで農地転用が可能となります。
今回の茨城県取手市における計画では、地域協議会に対して収益の一部を納付することを前提とし、協議会がその収益を活用した農林漁業の活性化を図ることとしています。
6月には発電所が完工するということで、同法を活用した先駆的な事例として今後の経過を見ていきたいと思います。