自然エネルギー:風車の王国 秋田 拡大する風力発電
ここしばらく秋田を訪れる機会が増えていますが、能代市~由利本荘市の日本海側沿岸を車で走ると多くの風力発電所を目にします。
秋田県と言えば、永続地帯指標でも以前から風力発電に限らず自然エネルギー導入量の多い地域でもありますが、固定価格買取制度(FIT)開始以降はより一層風力発電が増えています。
FITのデータを見ると、2012年7月以降の風力発電(出力20kW以上)の新規認定件数は秋田県が全国第1位の72件、認定容量は青森に次いで第2位の約50万kWとなっています。
また、新規認定分のうち導入量及び導入件数はいずれも全国第1位という、まさに風車の王国です。
【写真】新設された大型風力発電機 (筆者撮影)
【写真】建設中の大型風力発電機(筆者撮影)
まさに風力発電のメッカとなりつつある秋田ですが、海沿いの道路を走りながら見られる風力発電機群の姿は壮観です。
地元資本と地域外資本の風力発電事業が入り乱れている中で、風力発電所の増加が地元にどのような恩恵をもたらしていくのか、その影響を現地に入りつつ探っていきたいと思います。