ソーラーシェアリングの未来を語る - 再エネ×農業活性化論(1)
ソーラーシェアリングの将来展望について色々な所でお話をする機会がありますが、一昨年に完工されたアースジャーナル・ソーラーシェアリング特集号に寄稿した、「再エネ×農業活性化論」がソーラーシェアリングWebにて公開されました。
FIT価格の低下は何ら支障にならない
記事を書いた当時はFIT21円時代ですが、その頃は既にFIT価格の低下でソーラーシェアリングの事業性は厳しいのでは?と言われていました。
しかし、1年半が経って振り返ると、結局は21円すらプレミアムな調達価格であり、十分な事業性を備えていたことが今になればよく分かります。
それは18円であっても同じですし、次の一年も同様でしょう。
ソーラーシェアリングは農業と向き合うということ
就農希望者や現役農業者の不安として、所得の低さは常に言われてきました。そして、ソーラーシェアリングによって地域の農業が再生し、活性化していく事例が次々と生まれている現在、自然エネルギーが農業と共生していくことによるメリットは当時考えていたよりも更に大きいと感じています。
ソーラーシェアリングを切っ掛けにして農業への参入を図る事業者も増えてきており、今後はその流れが一層加速していくでしょう。