ソーラーシェアリングとSDGs - 「ソーラーシェアリング2.0」への進化
先週、G20新潟農業大臣会合へソーラーシェアリングの展示出展したことを報告しましたが、週明けに「ソーラーシェアリングとSDGs」のテーマでスマートジャパンの連載記事を更新しました!
SDGs達成に資するソーラーシェアリング
ソーラーシェアリングが農地を保全し、自然エネルギーを生み出し、農業者と地域の所得向上に貢献することはこれまでも注目されてきましたが、その社会的なメリットがSDGsの文脈からも注目されるようになりました。
- 農村における新たな所得機会の創出
- 農地での電源創出で農業IoT技術の導入促進
- 農地の回復や保全による地域の環境保全
- 無電化地域での電源確保
- 農業の再興による地域関係人口の増加
- 都市への資源供給地として農村が再評価
- 自然エネルギーを活用した新たな農業モデルの模索
などなど、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)が導入されることによる社会への影響は計り知れません。
「ソーラーシェアリングとSDGs」への注目は、今後更に高まっていくでしょう。
ソーラーシェアリング2.0へのシフト
従来、農林水産省による営農型太陽光発電拡大の意義として謳われてきた「売電収入による農業者の所得向上」から、このSDGs達成に資する社会的役割の多様化へ貢献するモデルへの発展は、まさに「ソーラーシェアリング2.0」と言えるでしょう。
SDGsとの関わりを切っ掛けに、日本初の技術であるソーラーシェアリングを人類社会のエネルギーと食料生産のあり方を変える、新たなモデルにしていきたいと思います。