ソーラーシェアリング:秋田県南秋田郡井川町で水田ソーラーシェアリングが完成 - 北東北初の事例
一昨年から秋田県にて営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の新たな展開を探るべく動いていましたが、去る5月8日ついに第1号の水田ソーラーシェアリング設備が完成しました!
今回設置したのは秋田県南秋田郡井川町で、地場の太陽光パネルメーカーであるアイセスとの共同開発事業となります。
ソーラーシェアリング専用のスリムタイプモジュールとアルミ製架台を開発し、現地での水稲耕作に使用される農業用機械の規格にあわせた支柱間隔や梁の設計となっています。
秋田県内では水田でのソーラーシェアリングとして第1号の事例となり、先週19日には『あきたこまち』の田植えを報道陣にも公開する形で行いました。
この田植えには秋田県内の全てのテレビ局のほか、新聞各社も取材に来たことで様々なメディアで取り上げられています。
私もNHK秋田放送局ほか各局のインタビューを受け、同日夕方には各所で放送されたようです。
下記が、現在Web掲載されている記事の一部になります。
井川町の設備が完成したことで、これまで進めてきたソーラーシェアリング用の資材並びに事業スキームが一つのモデルとして固まったため、これから秋田のみならず全国的な事業展開を図ることができるようになりました。
また、水稲への遮光による影響や、積雪地における発電量の野立て設備との比較などを行い、農業並びに発電事業としての実証も重ねていく計画です。