ちばえこ日和

日本初の博士(公共学)という学位を持つ大学発ベンチャー「千葉エコ・エネルギー株式会社」の代表が、自然エネルギーのことから地域活性化まで様々な話題をお届けします。

千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機で収穫祭を開催 - ソーラシェアリングWebレポート

6月1日に千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機で開催した、ニンニク収穫祭の様子がソーラーシェアリングWebでレポートされています。

当日は、昨年9月の作付けにも参加してくれた方々を中心に、子供達も加わって賑やかなイベントになり本当に楽しかったです!

solar-sharing.net

太陽光パネルの下での農作業とお祭り

今年が初収穫となる大木戸ですが、予てから計画していた通りの収穫祭を開催することが出来ました。匝瑳市飯塚地区の収穫祭に比べれば全然小さいイベントですが、作付けにも参加してくれた方々も招き、拙い運営ながらも参加した皆さんに楽しんでいただけました。

日頃から各所でお話ししていますが、ソーラーシェアリングは単なる太陽光発電+農業という仕組みではなく、こういった形で農村への交流人口・関係人口の拡大に貢献し、新しいコミュニティの軸を生み出していくツールにもなり得ます。

これまでのメガソーラーで行われてきた太陽光発電事業による形だけの地域貢献ではなく、農業を通じて人々が集まり、発電所やその地域に愛着を持って関わっていくことで、地域の自然資源を活様する自然エネルギーの持つ本来の価値を引き出すと共に、エネルギーと食料を生産する現場に多くの人が関わり実感する契機にもなります。

環境省の「地域循環共生圏」にも謳われていますが、都市と農村の補完的な関係を強化し、人やモノが交流していく流れを生み出していくモデルが、ソーラーシェアリングの大きな魅力なのだと再確認することができました。

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収穫祭での集合写真 皆さんとても楽しそうです