毎週クレジットカードを1枚食べるという生活
変わったブログタイトルをつけましたが、この背景は2ヵ月前の下記の記事から引っ張ってきたものです。
毎週5gのプラスチックが体内に摂取されている
マイクロプラスチック問題が脚光を浴びる中で、飲料水を最大の摂取源として私たちが日々体内に取り込んでいるプラスチックは週に5g、クレジットカード1枚分という調査結果が紹介されています。
記事中にはアメリカにおける水道水サンプルの94.4%から、プラスチックの繊維が検出されたとしていますが、更に昨日になって下記のような記事も報じられています。
マイクロプラスチックはどこからやってくるのか?
これもアメリカで行われた調査ですが、雨水の90%にマイクロプラスチックが含まれているということが明らかになったものの、ではそれがどこから来ているのか?はまだ不明としています。
少なくとも、雨水にこれだけ含まれているということであれば、飲料水にマイクロプラスチックが存在する背景も見えてきます。
昨年の秋に人体中のマイクロプラスチックの存在について学会での報告が行われてから、そのルートを探っていく研究が進んでおり、少しずつ自然界におけるマイクロプラスチックの流れが見えてきています。
日本国内でも脱プラスチックの動きが活発化する中で、「どこからプラスチックが自然界に流出しているのか」を明らかにすることが、問題解決の重要なポイントになることは疑いありません。