電力自由化・発送電分離
国際エネルギー機関(IEA)が、10月21日に"Renewables 2019"というレポートを公表しました。IEAは毎年"World Energy Outlook"など世界のエネルギー情勢に関するレポートを公表しています。私も、過去に学位論文を執筆する際には当時最新のレポートを参照して…
日経BPのメガソーラービジネスで、千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機を特集していただきました! たくさんの写真を交えた、5ページに亘る記事になっています。 project.nikkeibp.co.jp 「太陽光で成り立つ次世代農業」 大木戸では、プロジェクト開始当初か…
昨日15日に、「ソーラーシェアリングの郷」である匝瑳市飯塚地区へ向かい、停電が続く現地の状況などを確認してきました。 集落内では15日早朝にも一部の復電が確認されていましたが、15日の14時時点ではまだ停電エリアが広範囲に広がっている状況です。 ソ…
8月28日から新宿の「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」の店頭で、みんな電力による「電気の店頭販売」がスタートしました! その販売ラインナップの中に、千葉エコの匝瑳飯塚Sola Share1号機が含まれています。 www.fashionsnap.com 店頭で電気が気軽に買…
みんな電力株式会社のブロックチェーン技術を活用した、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)で生産された電気を社会福祉施設に供給する日本初の取り組みをスタートしました! www.nikkei.com 取り組みの概要 今回は、千葉エコが保有する千葉県匝瑳市の…
昨日から、「太陽光発電のFIT制度が終わる?」「いや、FIT制度が全部終わる!?」と思わせるような日本経済新聞やNHKの報道が相次ぎ、私も昨晩から多くの問い合わせをいただいております。 例えば日本経済新聞は下記のような感じです。 www.nikkei.com 当初…
今年もまた、3月11日が近づいてきました。 もう8年かと思うと歳月の過ぎ去る早さを感じますが、日頃あの大震災や原発事故に思いを馳せる機会が、どんどん減っているようにも思います 後世、我が国の大きな転機となる災害として語られるであろう東日本大震災…
日々、全国各地でソーラーシェアリングを行っている中、今回愛知県豊田市で初となるソーラーシェアリングの事業化を支援させていただきました! 豊田市に本社を置く太啓建設株式会社が、自社で耕作している水田へのソーラーシェアリング導入です。 詳細はス…
経産省の再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会で議論が重ねられてきた「日本版コネクト&マネージ」ですが、「想定潮流の合理化」による系統空容量確保が各地の電力会社から発表される中、それに続いて「N-1電制」の効果と実施スケジ…
先日の自民党石崎徹代議士の訪問に続き、石崎代議士のご紹介でASPEnとして資源エネルギー庁の新エネルギー課との面談の機会をいただきました。 ASPEnの団体設立の目的等をご説明する一方で、先方からは調達価格等算定委員会の仕組みや人事の背景、JP-ACの事…
今日はASPEnのメンバーで、衆議院第一議員会館にて自由民主党の石崎徹代議士に面会してきました。 石崎代議士は、自民党の再生可能エネルギー普及拡大議員連盟で事務局次長を務められていて、先日資源エネルギー庁から修正案が公表された、高FIT案件の引き下…
この冬、ファッション×エネルギーの新時代コラボレーションを! ということで、なんとZOZOTOWN×みんな電力×千葉エコという奇跡のコラボが実現しました。 tokyofrontline.com メインは、ZOZOとみんな電力が「服を選ぶように、エネルギーも選ぶ」ことを働きか…
経済産業省・資源エネルギー庁が行っているパブリックコメント「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則の一部を改正する省令案等に関する意見公募について」に対して、意見を提出しました。 巷では「高FIT案件一掃作戦」…
10/21からの1週間、怒濤の講演ラッシュをこなしてきました。 10/21 ソーラーシェアリング勉強会@宮城 10/22 PVビジネスセミナー@浜松町 10/25 神奈川県スマートエネルギーセミナー@厚木 10/27 滞留案件対策緊急セミナー@京橋 という4連続セミナーで、合…
この週末、10月13日~14日にかけての九州電力による国内初の太陽光発電所に対する出力制御の実施が、各所で話題になっています。 その実施規模は以下の通りです。 10月13日:430,000kW 10月14日:620,000kW 出力制御は予想外なのか? 再生可能エネルギー発電…
東京電力パワーグリッドより、茨城県のほぼ全域と栃木県・群馬県の一部を対象とした募集プロセスの開始申込みについてのニュースリリースが出されました。 これにより、対象地域では再生可能エネルギー発電設備の新規接続が当面の間停止することになります。…
昨秋から大きな盛り上がりを見せている送電線空容量問題に、新たな動きです。 中部電力が、4月から送電線の運用ルールを見直すと発表しました。 mainichi.jp 中部電力のプレスリリースは下記になります。 www.chuden.co.jp 大きな変更点としては、これまで…
年度末に至って、今回も大きな議論を巻き起こし紆余曲折を経て2018年度のFITにおける各電源の買取価格が決まりました。 非住宅用太陽光発電は18円+税になり、20kW未満の小型風力発電は区分が廃止されて20kW以上と同じく20円+税となります。 www.meti.go.jp…
わが国のエネルギー政策の根幹をなす「エネルギー基本計画」の見直し議論がまとまりつつありますが、2030年の電源構成における再エネ比率は22~24%とする従来目標を引き上げることはない方向で決着しそうです。 tech.nikkeibp.co.jp 太陽光発電の急速な導入…
最近より一層賑わいを見せる国内送配電網問題の議論の中で、自然エネルギーの導入を進めるには火力発電や原子力発電と言ったベースロード電源が必要であると引き続き言われています。 そんな中、自然エネルギー財団から「自然エネルギーの大量導入と火力・原…
昨秋の「東北電力送電網空容量問題」に端を発した「実は送電線はもっと活用できるのでは?」という声の高まりを受けて、日本版コネクト&マネージの検討が少しずつ進んできました。 「想定潮流の合理化」、「N-1電制」、「ノンファーム型接続」という3つの手…
2017年度は、わが国初となるFIT制度下の「太陽光発電の入札」が行われたことは記憶に新しいですが、 その結果は特別高圧案件の大幅な縮小という衝撃的なものでした。 今回の入札結果を受けて、ISEPが新たに提言を発表しています。 www.isep.or.jp 今回の入札…
10月に京都大学の安田教授が『送電線に「空容量」は本当にないのか?』というコラムを発表し、実際に東北電力管内での基幹送電網の空容量を計算した結果を公表したことが大きな話題となりました。 現在、北東北(青森・秋田・岩手・宮城)では再生可能エネル…
12月12日に新エネルギー小委員会 系統ワーキンググループ(第13回)が開催され、その中で東北北部エリアにおける系統対策工事の検討状況が報告されました。 この対策工事の影響で、現在は青森・秋田・岩手の各県全域と宮城県の一部で、高圧連系以上の再生可…
電力小売りの全面自由化が進み、既存の電力会社から切り替えた契約数が10%を超えたという報道も目にするようになりました。 従来のサービスとのセット売りによる大手電力会社 vs ガス会社という構図や、ガソリンスタンドや通信、スーパー、ハウスメーカーな…
九州本土で太陽発電設備を含めた再生可能エネルギー発電設備の出力抑制がいつ行われるかが関心事となる中で、電力広域的運営推進機関(OCCTO)による九州と四国での出力抑制訓練が9月15日に実施されます。 techon.nikkeibp.co.jp 出力抑制とは、電力の供給量…
国民生活センターの発行する月刊誌『国民生活』ウェブ版の2017年6月号に、連載記事「エネルギーと消費生活」の最終回として記事を書かせていただきました。 国民生活_国民生活センター 『再生可能エネルギーを広めていくために』と題して、FITスタートからの…
晴天の続くゴールデンウィークとなれば、多くの人々が行楽に出かけ各地が賑わうという明るいイメージですが、太陽光発電事業者にとっては『出力抑制(出力制御)』の単語が脳裏から離れないシーズンでもあります。 4月から5月にかけては日照時間が長くなり、…
匝瑳市のソーラーシェアリングも取り上げていただいた、映画『日本と再生』の上映会を4月14日(金)に京橋で開催します。 詳細は下記facebookイベントページをご覧ください。 映画「日本と再生 - 光と風のギガワット作戦」上映会 17時からの映画上映会のあと…
固定価格買取制度で再生可能エネルギー発電事情に参入する事業者にとって、一つの事業リスクとなっている「出力抑制(出力制御)」ですが、これは電力の需給バランスを取るために発電事業者に対して特定の日に発電所からの電力供給を抑制することを求める仕…